専業主フ考


5月10日付けの王様の耳はロバの耳/Reiko Katoのお仕事日記で紹介されたことに気を良くして、
もう少しだけ専業主フについて考えてみたいと思う。


ちなみに、不平不満たらたらでいやいや働いているパートナーよりも
主体的に家事に取り組む専業主夫のパートナーのほうを、私は選ぶ。
要するに本人が自分の人生の選択に納得し、前向きに人生を送って
いるかどうかが問題なのだ。


しかし、残念ながら現状では経済力は強大な権力となりうるため、
一方が仕事で生活費を稼ぎ、一方が専業で家事を執り行うのは
家庭内パワーバランスが大きく片寄ってしまいがちになることを
私は危惧している。


「一体誰が生活費を稼いでいると思っているんだ!?」
とパートナーに言われたくないし、私自身もパートナーに言いたくない。
(多分言わないと思うけれど)
私はただ、パートナーと対等な立場でいたいだけなのだ。



ちなみに子どもが産まれたら専業のbaby sitterが必要だ、というのは
カップルのどちらか一方がbaby sitterに専念する、という意味では
ないですよね?

お金はかかるかもしれないけれど、保育園やプロのbaby sitterを
活用して、自身がバリバリ働くという選択肢もあるはず。
生涯賃金という視点から考えると、一時的に金銭的負担は増えるかも
しれないけれど、途中でキャリアを中断するよりは金銭的にも
精神的にも満足度が違ってくるのではないかと思う。


いやらしい話になるかもしれないけれど、子育ても介護もかなりの部分、
お金で人を雇うことで労力を軽減することができる。
今時は子育ても介護も家族だけで賄おうとすると、相当な負担を
強いられてしまうのだから。


まぁ、子育ても介護もまともにしたことがない、独身の戯言と
言われてしまえば、それまでの話なのだけど。