甲斐性のある女性


自慢するつもりはないけれど、私は自分がそこそこ甲斐性があると思っている。
少ないけれども男性と同等のサラリーを稼いでいて自分自身を
養っているし、都心に住居を構えてそこそこの生活を営んでいるからである。
自分で自分を養うことができるというのは、実に気持ちいいことだと
私は思う。



 甲斐性のない女は嫌だの意味って? (大手小町)


という掲示板の意見を眺めていて、最近の男性は経済力のある女性を
求めつつあるのか、と感心していたのだが、どうやらそういう男性は
一般的に女性に不評であるように感じる。


専業主婦を養うことが出来ない甲斐性なしの男とか妻の稼ぎに頼る
情けない男、といった意見が結構出てきているのだ。
変なの。


最近では大手企業に勤めていてもリストラされたり会社が倒産したり、
というリスクは避けられないのだから、夫婦それぞれがある程度の
収入を持っていて不測の事態に備えたい、というのはごく自然な考え
だと思うのだけど。
世の中にはそんなに男性は女性を養って当たり前、仕事を辞めて
家庭に入りたい、と考える女性が多いんだろうか???


もっとも「妻にはしっかりお金を稼いでもらいたい。でも、家庭の
ことは妻が全部やってほしい」という虫のいい考えを持っている
男性もいるから、よくよく注意しないといけない。
パートナーに経済力を求める男性ならば、積極的に家事をする意欲と
能力は不可欠だ。


話は少々ずれるけれど、多分、やろうと思えば私も専業主夫
養うことくらい出来るだろうと思う。
でも私は「専業主夫になりたい」という男性はイヤだな。
基本的にパートナーには自分の食い扶持くらいは稼いでほしいし、
自分の仕事に誇りを持って取り組んでいてほしい。


問題は、なかなかそういう男性が見つからないってことなのだ。
あーあ。